AltClip

[特徴]
[概要]
既定の状態における基本的な操作方法
  1. 履歴リストの表示は「Alt+H」で行います。
  2. 定型文を入力する時には「F」「→」で定型文リストを表示させます。
  3. 選択はスペースキーや「↑」「↓」で行います。 後戻りに選択を行う場合には「Shift」を同時に使用してください。
  4. 入力する履歴の決定はリターンキーで行い、何もしない時には「Esc」で取り消しを行います。
各種設定はメニューの「Setting...」を選んで表示させる設定画面を通して行います。
[使い方]

入力時の画面の機能構成について

[履歴リスト]
  1. 履歴リストです。入りきらない場合にはスクロールバーが表示されます。
  2. プレビューチップです。現在選択しているテキストがどのようなものか確認します。 特に改行を含むテキストの場合や定型文の場合に役に立ちます。
  3. テキストが入力されるボックスです。 履歴リストはこのような感じで入力したいところに表示されます。
  4. 最大化ボックス。 ここをクリックすると履歴リストが最大化したり通常表示に戻ったりします。
  5. 現在選択している履歴の順番/現在の履歴の数を表します。
  6. リサイズボックス。 ここをドラッグすると履歴リストの幅を自由に変更でき、次回起動時にも反映されます。

この状態で「F」「→」を押すと、定型文リストが新たに表示されます。 [定型文リスト]
  1. 定型文リストです。ここで選択してプレビューチップで確認し入力します。

各種詳細設定のしかたおよびメニューについて

[Menu] タスクバーにあるタスクトレイの[AltClipアイコン]上で右クリックすると (左クリックするとデスクトップのフォルダが開きます)メニューが表示されるので「Setting...」を選択すると、 設定画面が表示されます。 設定は「適用」ボタンを押した時や、AltClip終了時に反映されます。
メニュー一覧

Identification - 制作者などの情報です。

History - 履歴リストに関する設定を行います。 [History]
起動時に最大化
起動時に履歴リストを最大化します。
履歴を保存する
終了時に履歴を保存し、次回起動時に読み込みます。
行の高さを測定
プレビューチップと履歴リストの間隔を詳しく調べます。 この機能を使用することによって処理速度が遅くなったり(最近の環境ではほとんど遅くなりませんが)、高さについてあまり気にしない場合はチェックをはずしてください。 プレビューチップが表示されるのが早くなります。
とことんjustInPlace
特定のソフトについて、多少時間がかかっても現在のキャレット位置に表示しようとします。
Smooth select
なめらかな入力が出来るようにします。 リストの選択がトリガーキー(この場合では「V」)でも行えるようになり、 履歴リスト表示時の選択位置が2番目になります。
Jet select
すばやい入力ができるようにします。 SmoothSelectを継承し、入力するテキストの決定に際してリターンキーが不要になり トリガー修飾キー(この場合は「Alt」)をはなすだけで可能になります。
Quit
JetSelect使用時に履歴入力をキャンセルするキーを設定します。
通常
履歴リストの通常表示項目数を設定します。
最大
履歴リストの最大表示項目数を設定します。これ以上は古い順に破棄されます。
高速表示
何選択目で履歴リストを表示するか設定します。高速表示中にはプレビューチップのみが表示されます。


FixStyle - 定型文を記憶させたり編集したりします。 [FixStyle]
List(リスト部分)
現在の登録されている定型文の一覧です。 定型文の題名を表し、 「-----------」は一覧の終端を意味します。
登録する定型文の題名です。 定型文リストに表示されます。
内容
登録する定型文を入力してください。
時間形式を使用
時間書式をContentに適用するか指定します。有効な書式は以下の通り。
:
時刻の区切り記号です。 オペレーティング システムの国別情報の設定によっては、時刻の区切り記号として他の記号が使用されることがあります。 時刻を時間、分、および秒で区切ることができます。 変換後の時刻の区切り記号は、コントロール パネルの設定によって決まります。
/
日付の区切り記号です。 オペレーティング システムの国別情報の設定によっては、他の記号が使用されることがあります。 日付を年、月、および日で区切ることができます。 変換後の区切り記号は、コントロール パネルの設定によって決まります。
c
ddddd および t t t t t の書式で表した日付と時刻を、日付、時刻の順序で返します。 指定された値に小数部がない場合は日付のみ、整数部がない場合は時刻のみを表す文字列を返します。
d
日付を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (1 〜 31)。
dd
日付を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (01 〜 31)。
ddd
曜日を英語 (省略形) で返します (Sun 〜 Sat)。
aaa
曜日を日本語 (省略形) で返します (日〜土)。
dddd
曜日を英語で返します (Sunday 〜 Saturday)。
aaaa
曜日を日本語で返します (日曜日〜土曜日)。
ddddd
年、月、日を含む短い形式 (コントロール パネルで設定) で表した日付を返します。 Microsoft Windows の既定の短い日付形式は、m/d/yy です。
dddddd
年、月、日を含む長い形式 (コントロール パネルで設定) で表した日付を返します。 Microsoft Windows の既定の長い日付形式は mmmm dd, yyyy です。
w
曜日を表す数値を返します (日曜日が 1、土曜日が 7 となります)。
ww
その日が一年のうちで何週目に当たるかを表す数値を返します (1 〜 54)。
m
月を表す数値を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (1 〜 12)。 ただし、h や hh の直後に m を指定した場合、月ではなく分と解釈されます。
mm
月を表す数値を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (01 〜 12)。 ただし、h や hh の直後に mm を指定した場合、月ではなく分と解釈されます。
mmm
月の名前を英語 (省略形) の文字列に変換して返します (Jan 〜 Dec)。
mmmm
月の名前を英語で返します (January 〜 December)。
q
1 年のうちで何番目の四半期に当たるかを表す数値を返します (1 〜 4)。
g
年号の頭文字を返します (M、T、S、H)。
gg
年号の先頭の 1 文字を漢字で返します (明、大、昭、平)。
ggg
年号を返します (明治、大正、昭和、平成)。
e
年号に基づく和暦の年を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きません。
ee
年号に基づく和暦の年を 2 桁の数値を使って返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きます。
y
1 年のうちで何日目に当たるかを数値で返します (1 〜 366)。
yy
西暦の年を下 2 桁の数値で返します (00 〜 99)。
yyyy
西暦の年を 4 桁の数値で返します (100 〜 9999)。
h
時間を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 〜 23)。
hh
時間を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 〜 23)。
n
分を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 〜 59)。
nn
分を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 〜 59)。
s
秒を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 〜 59)。
ss
秒を返します。 1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 〜 59)。
ttttt
コントロール パネルで設定されている形式で時刻を返します。 先頭に 0 を付けるオプションが選択されていて、時刻が午前または午後 10 時以前の場合、先頭に 0 が付きます。 Microsoft Windows の既定の形式は、h:mm:ss です。
AM/PM
時刻が正午以前の場合は大文字で AM を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は大文字で PM を返します。
am/pm
時刻が正午以前の場合は小文字で am を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は小文字で pm を返します。
A/P
時刻が正午以前の場合は大文字で A を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は大文字で P を返します。
a/p
時刻が正午以前の場合は小文字で a を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は小文字で p を返します。
AMPM
"12 時間制" が選択されていて、時刻が正午以前の場合は午前を表すリテラル文字列を、正午〜午後 11 時 59 分の間は午後を表すリテラル文字列を返します。 これらの文字列の設定および "12 時間制" の選択は、コントロール パネルで行います。 AMPM は大文字、小文字のどちらでも指定できます。 Microsoft Windows の既定の形式は、AM/PM です。

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例えば、「mmm dd, yyyy hh:nn:ss "JST"」という文の場合には「Sep 03, 2000 11:28:19 JST」となります。時間書式に解釈されたくない文字(列)は「"」で括ってください。
追加
Listで選択されている項目の前に設定欄の内容を追加します。(Listで選択しておいてください)
修正
Listで選択されている項目の内容を設定欄の内容に設定します。(Listで選択しておいてください)
削除
Listで選択されている項目を削除します。 一度削除したものは元に戻すことができません。 ご注意ください。(Listで選択しておいてください)


Transformation - 履歴リストにある文を変換・修飾させるための設定を行います。 [Transformation]

Style - 入力時の画面の表装を設定します。 [Style]
表装
履歴リストや定型文リストの表装(スキン・スキーマ)を変更することができます。
表示フォント
履歴リストや定型文リストで使われるフォントを設定します。
背景画像
履歴リストの背景に表示させる画像を設定します。 使用可能なファイル形式はビットマップ、アイコン、JPEG、メタファイルです。
タブ間隔
履歴リストやプレビューチップで使われるタブの間隔を文字数で指定します。


HotKey - キーの入れ替えや割り当てを設定します。 [HotKey]
List(リスト部分)
現在登録されているキー変換の一覧です。 左のキーを右のキーに変換するということを表します。 とくに設定しなければ、「Alt+H」で履歴を表示するように初期設定されています。 変更したい場合には他のキー変換と同じように変換後のキーを「AltClip」に設定して行ってください。
1(左上のコンボボックス)
変換元の修飾キーを設定します。
2(真中のテキストボックス)
変換元のキーを設定します。 ここにフォーカスをあわせて希望のキーを押してください。 希望のキーの仮想キーコード(Vk)が表示されます。
3(右上のラベル)
変換元のキーがどのようなキーであるということを表示します。
4(左下のコンボボックス)
変換先の修飾キーを設定します。
5(右下のコンボボックス)
変換先のキーを選択してください。
追加
Listで選択されている項目の前に設定欄の内容を追加します。(Listで選択しておいてください)
修正
Listで選択されている項目の内容を設定欄の内容に設定します。(Listで選択しておいてください)
削除
Listで選択されている項目を削除します。 一度削除したものは元に戻すことができません。 ご注意ください。(Listで選択しておいてください)
ここでのキー変換は「簡易」であり完全ではありません。 たとえばコントロールキーなどのシステムキー辺りはうまくいきません。 ご注意ください。

Registration - 登録を行います。
[Registration1] [Registration2]
登録
登録作業に入ります。 いったん登録作業に入ると次回起動時までそのままです。
認証文を入力してください。
送付された認証文を入力してください。 その際には認証文通りに入力されるようお願いします。
ProductID
送付されたProductIDを半角英数字かつ小文字で入力してください。
認証
認証文とProductIDが正当なものか認証を行います。 正当なものであれば次の画面に移行しますが、 誤りがあった場合、なにも変化しません。 認証文やProductIDに誤りはないか確認してください。


Copyright - 著作権情報やユーザー情報が確認できます。 [Copyright]
User
ユーザー名を表示します。
Organization
組織名を表示します。
Computer
コンピュータ名を表示します。
ProductID
プロダクトナンバー。 登録されると表示されます。


Exit AltClipIII - AltClipを終了します。
[今後の予定]
履歴テキストを正規表現で処理
キーワード補完機能
さらなる入力効率の向上
定型文リストの充実
スクロールバーのカスタマイズ
スキンへの対応
付箋紙機能
バグつぶし
[動作確認環境]
Microsoft Windows 9x(小さいフォント)
Microsoft WindowsNT 4.0以降(小さいフォント)
[構成ファイル]
AltClip.exe
hKeyBoard.dll
justInPlace.dll
[地位]
AltClipはシェアウェアです。
試用してみて使用する気になった方、 .exeの開発を支援してやろうという気になった方、 また、実際に使用している方はユーザー登録(要送金)をお願いします。 送金されるとこちらから認証文とProductIDを記載した葉書かメールを送りますので、 それらで認証、登録を行ってください。 なお、AltClipは全状態において完全なレジストリフリーであり、 AltClip自身があるフォルダが全てです。
[使用前後]
[依存ファイル]
msvbvm50.dll(SP3)
vb5jp.dll
などのVisualBasic5(SP3)ランタイムライブラリ
[更新点]
2001/09/22,(329)
DirectDraw使用時に、ある環境でシステムダウンが起こるのを回避するための引数を追加
2001/08/21,(322)
just In Place システム、ついに完成
2001/08/03,(317)
DirectDraw採用でいよいよキャレットの位置にjust in place!
履歴呼び出しを「History」から「HotKey」へ移動
2000/11/04,(307)
履歴にコントロールコード(0x1A等)が含まれていた場合に次回起動できない問題を修正
2000/10/22,(305)
設定ウインドウの日本語化
制限を緩和
jIPシステムを調整
2000/9/23,(301)
とりあえず公開改め正式公開
キーの取りこぼしを軽減
HotKeyを一度表示させるとApplyを押すまでキーが変換されないバグを修正
Quick表示機能を追加
定型文リストもStyleに対応
定型文リストもJetSelectに対応
祝!コンパイル300回達成(爆)
2000/9/03,(297)
Max変更時に変更されなかったのを変更されるように修正
Tabストップが履歴リストにも反映されるように追加
2000/8/16,(294)
jIPシステムを調整・メニューの修正
2000/8/12,(293)
とりあえず公開
[その他]