曲が再生できても、そのままでは毎回ファイルを開く操作をしなければなりません。 一応履歴は残っている("File"メニューの"Recent"、開いたファイルやフォルダを10回分まで保存)のですが、履歴から消されるとまた一から開かなければなりません。
よく開くファイルやフォルダは、「ツアー」に登録しておくと便利です。「ツアー」に登録されたファイル・フォルダは、履歴に関係なく再生する事が出来ます。ActMIDIでは、ツアーをいくつでも作ることができるので、「マイベスト」の他に分類用のツアーを作ることもできます。
補足:
フォルダ内のWAVファイルやMP3ファイルをツアーに登録することもできます。フォルダを指定した時、登録されたファイル名は ”(フォルダのパス)\*.mid ”となっています。ピリオドから右(拡張子)を.wavまたは.mp3に書き換えてください。
一度登録したファイル・フォルダの登録を解除する時は、解除するものをクリックして"Remove"ボタンをクリックします。ツアーの登録を止める時は右上の「閉じる」ボタンをクリックします。なお、"ok"ボタンを押さずにウィンドウを閉じた時は、新しく登録した分は記録されません!
ツアーにファイルやフォルダを登録したら、今度は実際にツアーを使ってみましょう。"Tour"メニューを選んで、"Start"をポイントすると(今度はツアーが登録されているので、黒く表示されています)、ツアーの一覧と"Start"、先ほどの"Edit"が表示されます。
ここで聞きたいツアーをクリックすると、ファイルの一覧が読み込まれます。ボタンをクリックすると、ツアーに登録したファイルが表示されます。
ファイルをクリックすると、そのファイルが読み込まれ、再生できる状態になります。ファイルが再生し終わると、次のファイルが読み込まれます。なお、ツアー再生中は、タイトルバーのタイトルの横にツアー名が表示されます。
ちなみに、"Command"メニューに"Random Play"・"Auto Play"という項目があります。各項目がオンになっていると、項目名の左側にチェックマークが付きます。
"Random Play"をクリックすると、次に再生するファイルがランダムに決まります。"Auto Play"をクリックすると、再生ボタンを押さなくてもファイルが再生されます。ツアーのファイルを流しっぱなしにする時はAuto Playをオンにしておくと便利です。Random PlayとAuto Playを両方オンにしておくと、毎回同じツアーでも飽きません。