まずは、ActMIDIを起動しましょう。一応書いておきますが、をダブルクリックすると、ActMIDIのウィンドウが現れます。
普段見慣れている「メニューバー」がありませんね。この状態だけで、どうすれば音楽を聴けるのでしょうか。
左のと、その隣の
を見てください。ご想像どおり、
は再生ボタンです。しかし、「再生ボタン」をクリックしても、二つのボタンが一緒にへこむだけで、音楽は鳴りません。
そこで、だけをクリックしてください。ボタンが細いのでちょっと難しいかもしれません。ボタンをクリックすると、なにやら項目が出てきます。
これが、ActMIDIのメニューです。ActMIDIでは、このメニューを出していろいろな機能を選択します。
メニューを出したら、2番目の"File"をポイントしてください。
すると、Fileメニューの右側にまたメニューが出てきます。
今度は、メニューが2つあります。とりあえずは"Open"をポイントしてください。さらにメニューが出ます。
ActMIDIでは、ファイル一つを開く方法と、あるフォルダにあるすべてのMIDIファイルを開く方法の二つがあります。まずはファイルを一つ開く方法から説明します。
"Open"をポイントすると、"File"と"Folder"の二つのメニューが現れます。ここで、"File"をクリックすると、エクスプローラーが起動して、ファイルを一つ開く事が出来ます。聴きたいデータを選んでください。なお、「ファイルの種類」を変えないと、WAVファイルやMP3ファイルを開けません。
また、"Folder"を選んでいれば、エクスプローラが起動して、フォルダを選ぶ事が出来ます。なお、「フォルダを開く」時は、MIDIファイルしか再生されません。ご注意ください。
とりあえず、いろんな音楽ファイルを開いてみましょう。
ところで、音楽を停止したり、早送りや巻き戻しをするにはどうすればいいのでしょうか。
まずは停止から。再生ボタンがあったところを見てください。が
に変わっていますね。つまり、
をクリックすると音楽が停止し、
に変わります。もういちど
を押すと音楽が流れ、ボタンは
(停止)に変わります。
早送りと巻き戻しは単純です。ウィンドウの中央に、音楽の再生につれて右へと動く物体(笑)がありますね。
この物体が現在の進行度を表わしています。要は、この物体を左へずらせば巻き戻し、右へずらせば早送りとなります。
音が大きかったり、小さすぎたりする時は、ウィンドウの中央にある物体を調節してください。
左にずらすと音が小さくなり、右にずらすと音が大きくなります。
ファイルを開くのと、再生・停止・早送り・巻き戻し・音量の調節を覚えておけば、音楽を聴くことが出来ます。最低限の説明は以上ですが、ついでに他の表示についても説明します。
まず、左の数字は現在の経過時間です。その横にある音符は、ファイルを演奏している事を示しています(ファイルを開く前はマークが違います)。その横には、演奏しているファイルのファイル名か、データ内にタイトルがつけてあればそのタイトルが出ます。
一番右側の三角ボタンをクリックすると、今まで聞いたファイルの履歴が出ます。履歴を選んでクリックすると、その曲が再生されます。
それと、早送りや巻き戻しなどをするときによく出るバルーンにも、ファイル名やタイトルが出ています。
ファイルによっては、データ制作者の入れたメッセージが出ることもあります。